大学の授業を肩代わり

梅田での薄毛治療が話題だった大学生のころ、同級生で私の姉の彼氏が急にお金を貸してほしいといってきました。

理由を聞くと、彼の両親が大学の授業料を払うお金がなくなり、これからは自分でお金を払えと言ってきたのです。

授業料の納期もあと1週間と迫っているなかで、彼も急に何十万と用意できるわけでもありません。

彼女である姉を含め、私、私の両親に事情を説明して、なんとか借金してでも支払いができないかと言ってきたのです。

最初は皆驚きと、そんな状況にさせた両親に怒りを覚えましたが、彼が大学を退学になるなんてことはぜったいさせたくないと、皆でお金を出し合うことに決めました。
そのお金で無事に授業料を支払うことができました。

彼も少しずつではありますが、寝る間を惜しんでアルバイトをして(ほとんど生活費に使っていたので返済のお金は月1~2万ほどでしたが)、3年かけて完済しました。

今では彼は姉と結婚をしています。
私の本当の家族になり、当時の話もいい思い出話になっています。